9月のごあいさつ


まだまだ暑さ続く9月
暑さ対策は緩めず
ご体調には
お気を付けくださいますよう
お願い申し上げます。

暦の上では秋ということで
色々な食べ物が旬を迎える
季節でございます。
その中でもやはり
「梨」
はあまりに眩い存在かと存じます。

ジューシー且つ芳香な香り。
冷やして食べるも
常温で甘さを楽しむのも良し。

そんな梨でございますが
聞くところによりますと
日本では古くは
弥生時代の遺跡から
種が発見されているらしく
近年では千葉県が名産地として
有名でございます。

あぁ、あの
「え、私が今食べたのは梨!?それとも果汁!?」
と思わんばかりの
汁だくだくな梨を
お風呂上がりに頂きたい
と思うのは
私だけではないはずかと。

今年の秋はぜひ
お風呂上がりのだくだくを
お楽しみくださいませ。



















小事、小言でございますが・・・。
会話って難しいなぁ
と思うことはございますでしょうか。

私は仕事として
第一にふくれ菓子を作ることが
一番なのですが
いろいろな立場の問題もございまして
ふくれ菓子作りの他にも
あれやこれやと
させていただいております。

その中の一つとして
営業職的なものもございます。
営業と言いましても
私の営業力なんて
ファービーに毛が生えた程度のもの。
ほとんどが
今お付き合いさせていただいている
業者の方々との雑談でしかございません。
もちろんファービーに
毛が生えただけですので
定型分しかお話しできないのでございます。

そんな私が少し前のこと
ある業者の方とお茶を致しました。
その方は当店の設備関係を主に
面倒見ていただいている女性の
南さん(仮名)という方で
私が初めてその方とお会いした時の
第一印象が
「あ、変わり者来た。」
でございました。
いかにも我が道マイウェイを
突き進んでいるタイプの方なのですが
それを必死に隠そうと(隠しきれていない)
している方でございます。
少しふくよかな見た目をしていらっしゃいまして
聞くと食のことも大好きなんだとか。

そんな南さんと久しぶりに
会って話しでもしましょうということになり
当店の地下にございます
喫茶店でお会いすることになりました。
食に関心の高い、南さん
という事で喫茶店で提供している
パフェをご馳走することに。

私は南さんに喫茶店自慢のパフェを
食べてもらいたくて
ウズウズと待っていたところ
そこに現わるは
激痩せした南さんの姿。
うっすらと余命を感じさせるほどの
激痩せ激変っぷりに
一瞬言葉を失うファービー。
しかしファービーはどこかで
『女性は痩せたら喜ぶ』
という定説を刷り込まれていたので

「ヤセタ、スゴイスゴ〜イ。」

と開口一番で発声いたしました。
すると南さん
明らかな激変激痩せにも関わらず
「え、そうですか?痩せてないですよ。」
と返事を。
文字で今お伝えしているのでどれだけ
痩せたか分かりづらいかと存じますので
他のもので例えるなら

初代ゲーム版ピカ○ュウ
   と
アニメ版ピ○チュウ

ぐらい違うのでございます。
それなのに
否定してくる南さんに
ファービーは故障寸前。
もしかしたら南さんの
触れてはいけない所に
触れてしまったのか。
このご時世、数多のハラスメントに
ついて行けていないファービー。

とにかくこの会話から離れた方がいいと
ファービーは判断。

「久しぶりですねぇ。」
と当たり障りのない会話に
シフトさせることに。
南さんと初めてお会いしたのが
4年ほど前でそこから
ちょこちょこと会って
そしてお会いしなくなって
2年ほど経つでしょうか。

私「初めてお会いしたのっていつで『10年前です。』」

被せ気味に雑なボケをかます南さん。
10年も立っていないのは
お互い分かりきっている事なのでございます。
まず10年前は
私ふくれ菓子すら作っておりません。

え〜いきなりぶっ込んで来たー…

なんて焦りながら
南さんの顔を伺うとまさかの真顔。
こういうときは
ボケた後に本人も笑うのが
一般的でございます。
あはははは、冗談です冗談!
とか。
それなのに
「10年前です。」シャキーンッ(真顔)
ってどういう状況でございますか此処は。

ファービー vs シャキーンッ

は絶対に流行りませんし
そもそも〇〇vs〇〇みたいな
映画が流行ったのも
とうの昔の事。
私にどういうコメントを求めての
シャキーンッでございますか。

もちろん私は
コテコテの関西弁で

「時間感覚が原田知世主演版の「時をかける少女」やないかーい!!」
ズコーッッ

などツッコめるわけもなく
苦笑いでかけ抜けさせていただきました。




会話の難しさをしみじみと理解する
ファービーの話でございます。










投稿者:まるはちふくれ菓子店