6月のごあいさつ

暑さの入り口にございます
6月がやって参りました。

いかがお過ごしでしょうか。

暑さや雨期やらで
何かと気だるさ感じます
この時期ではございますが
そういう時は美味しいものを食べる事が
何よりの解決でございます。


6月も6月とて色々と
美味しいものございますが
メロンも美味しくなる頃でございます。
ジュクジュクと柔らかく
濃厚な甘さと香りは
他の果物と一線を画す
特別感を放っております。

そんなメロンでございますが
聞くところに寄りますと
語源はギリシャ語で
りんごのようなウリを意味する
「メーロペポーン」
なんだとか。

5000年以上前のエジプトで
既に栽培されていたらしく
なかなかに歴史をお持ちの果実でございます。



どうぞ6月は
「メロンは果物なのか野菜なのか」
と考えながらお召し上がりくださいませ。















(この度は少々汚い小言となっております。お食事中の方、また苦手な方はお控えくだされば幸いです)

小事、小言でございますが・・・。

人の想像力というものにはやはり限界がある。
私はそう思っております。

例えばよく聞く話では
夢の中で死ぬことはできない。
なぜなら人はある意味死んだことはございませんし
死後の世界がもしあったとしても
それを知らないからでございます。

また宇宙の先に何があるのか。
宇宙から出たことのない人間は
やはりその先を本当の意味で
想像することは難しいのでございます。

そういった意味で
人の想像力というものは限られており
だからこそ
常に情報を得ることを望んでいたり
未知なる発見に
心躍るのかもしれません。



だいぶ前の事でしょうか。
斉藤さん(仮名)と仕事をしていた時の事でございます。
当店は食べ物を扱うお店でございます。
全ての菓子を作り終えた後
必ず掃除をする決まりがあるのでございますが
その掃除が大変のなんの。
隅々まで綺麗拭いたり洗ったりするため
なかなかの時間を要すのでございます。
ただ斉藤さんというスタッフさん。
とてつもなく掃除がお上手で
クオリティをそのままに
物凄い速さで掃除を終わらせてくれるのでございます。

そのような理由から忙しい日などは
よくその斉藤さんと二人で掃除をしたり致します。

確かその日もたくさんの菓子を作った記憶がございます。
たくさんの菓子を作り、時刻も夕方。
早くスタッフさんたちを帰してあげたいところもあり
斉藤さんと二人で掃除を始めました。


正直な話を致しますと
菓子を作っている最中は
私自身、少し無口になります。
やはりどうしても集中しながら作らないといけないため
どうしても口数が減るのでございます。
しかし、掃除に関しては
ある程度リラックスも出来て
よく世間話をしながら掃除をさせていただいております。

私夕刻でお腹が空いていたのでしょう。
斉藤さんに今日の晩御飯を訪ねさせていただきました。
何気ない質問でございます。
すると斉藤さん
なんと今日の晩御飯はすき焼きだ。なんて
おっしゃるではありませんか。
これは完全に嫉妬。

今日の夜はすき焼きです。

なんて言われて嫉妬しない人間は
すき焼き屋さんか金持ちか。
どちらかしかこの世に存在致しません。
例に漏れず私も激しい嫉妬。
そして悔しさから苛立ちを覚え
ペットとして犬を飼ってらっしゃる
斉藤さんに一言


「犬のう⚪︎こでも食べれば良いじゃないですかッ!!」

すると今晩すき焼き確定系女子の斉藤さんは
どこか上から見下すように

「食べるわけないじゃないですか(笑)そもそもどうやって食べるんですか(笑)」

後に引けない私は
苛立ちに任せこう続けます。

「フライパンで焼いて食っとけば良いでしょッ!!」

斉藤さんは

「いやいや、フライパンで焼いたら溶けて無くなりますよ?」






…え?

え?


た、食べたことあるかもこの人。




犬のう⚪︎こフライパンで焼いたら
熱で溶けてなくなるという
その解答は正直経験者でしか出せない発想でございます。
そのような想像力は人智を超え
宇宙の先の如し。
しかも会話の中での解答スピードでございます。
私は恐ろしくなり
またどこか切なさも感じ


(あぁ、たまには美味しいすき焼きでも食べて頑張ってください)


と心の中で斉藤さんに合掌をし
以来斉藤さんに対して
優しく接することができるようになりました。






想像力の怖さについての話でございます。

(食べ物を扱うお店としてお下品な話、大変申し訳ございません。どうか温かな目で見ていただけましたら幸いでございます)






投稿者:まるはちふくれ菓子店