5月のごあいさつ



青々とした緑が目立ち始めるこの季節。

人生

色々とございましょうが
元気にお過ごしであれば幸いでございます。

さてこの季節の一つの風物詩として
潮干狩りがあるかと存じます。
潮干狩りで取れる貝と言えば
やはりアサリが思い付くことでしょう。

アサリといえば
お味噌汁に
バター炒め
いえいえ酒蒸しも外せません。

出汁が美味しいアサリでございますが
聞くところによりますと
北海道から九州まで広く
生息しているそうで
アサリはご飯のプランクトンを食べる際
海の水をきれいにしているそうで
なんとあの小さな身体で
1時間に1.5リットルもの海水を
濾過しているんだとか。


アサリを漢字で書きますと

浅蜊


蛤仔


ここまで多いと
(株)アサリコーポレーション
が税金逃れの為に設立した
幽霊会社のような
印象があるため
2個ぐらいまでが
よろしいかと存じます。












小事、小言でございますが・・・。

私、ほんの少しだけ。ではございますが
責任ある立場を
任せさせていただいております。
その立場のせいで
スタッフさん達から色々な仕事の
報告・連絡・相談が持ちかけられます。

しかし私まぁボンクラなものですから
スタッフの方々からの
これはどうしたらいい?
あれはどうしたらいい?
の質問等々に瞬時に
答えることができず
よく
「少し考えて後で言いますね作戦」
を実行致します。

本当はしっかりした地頭と
紡いできた能力とがあれば
意図も容易いのでしょうが
あいにく私はどちらも
持ち合わせておらず
スタッフの皆様には
よく迷惑をかけております。

ですので
スタッフの皆様は
報告するのコイツしかいねぇじゃん
的な雰囲気で
指示を仰いでくださいます。



そんなこんなで
色々な報告・連絡・相談が集まって参りますが
それは2ヵ月前ぐらいの事でしょうか。

お昼過ぎまでは菓子作りに
忙しい事が多く
その日もいつも通り
菓子のあれこれに追われておりました。
せっせと菓子の面倒を見る私。

そんな時スタッフの三田さん(仮名)が

「電話が来てて担当者に替わってほしいと言ってます!」

と報告しに来て下さいました。
しかし今まさに菓子作りの最前線ど真ん中。
私は

「後で掛け直したいので先方のお名前とかメモ残してて下さい!」

三田さんからは元気に返事をいただき
菓子作り最前線ど真ん中に戻る私。
色々とが終わりやっとデスクに向かう私。

あぁ…そうだ、自分宛に電話が来ていたな。
メモを見て電話を折り返すとするか。

するとそこにはこんなメモが。(上記画像)



よ、ヨミミミ様、、、!??
え、なんでしょう。この不気味な感じ。
どこかの集落で信仰される
妖怪か何かの類でしょうか。
村の守り神でもあり
祟り神でもある的なあれでしょうか。


長老「タデ蔵、いいか、山の鹿だけは殺してはいかん。ヨミミミ様に連れて行かれてしまうぞ。」

タデ蔵「ヨミミミ様とかいるワケねーだろうが!ビビってられっかよ!」

夜中、猟銃を持ち
一人山に行くタデ蔵。
元々狩猟の腕前だけは
秀でていたタデ蔵は
山の鹿を難なく仕留め
鹿を担ぎ村へ帰る。
その顔は俺も大人の仲間入りだと
言わんばかりの誇らしげな表情で。

タデ蔵の鹿を見た村人たちは
瞬時に全てを悟ったのでございます。
「ちょ、長老を呼べー!!あと巫女様もだぁ!!」
長老「な、なんてことを…。」

その時初めてタデ蔵は
自分のしたことが
とんでもなく恐ろしいことだと
気づき始めるのでした。
恐怖で震えるタデ蔵は
長老と巫女様に連れられて
神社の奥の部屋まで連れて行かれます。

部屋からは一晩中聞こえる
巫女様のお経。

そして翌朝

長老「…ヨミミミ様が連れていきよった。」

そこにはまともに喋れず
気が触れたタデ蔵の姿が。




みたいなことでございますか!?
今からヨミミミ様に電話を!?私が!?
なんて言えばよろしいのですか?
し、しし、鹿の件でございますか?
とでも!?
というかヨミミミ様に電話回線あるって何ですか!?
NTTと契約してるんですか!?

鹿を殺していない無実潔白な私は
青ざめた顔で三田さんに訊ねました。

私「あの、担当者の名前ってぇ…」

三田「ヨシミツ(吉満)さんですよ!!」






最近くだらなさに拍車がかかってしまい
大変申し訳ございません。










投稿者:まるはちふくれ菓子店