4月のごあいさつ

4月と聞くだけで
何処かウキウキとするのは
私だけでしょうか。

暖かさのありがたみを
感じるこの季節。

4月の特別な日と言えば
やはり4月4日。
そう「あんぱんの日」でございます。


そもそもあんぱんでございますが
1800年代後半
老舗のパン屋「木村屋」さんが
当時まだ表立っていなかった
パンという食べ物を
日本でも普及させようと
考案したのが始まり。
とお聞きしております。

その後、4月4日に
明治天皇へあんぱんが献上され
その日を記念日にしたのが
「あんぱんの日」とのことです。



ちなみにではございますが
「どら焼きの日」も
4月4日でございます。


あんぱん × どら焼き

ジャンボ鶴田 × 天龍源一郎

の関係性。
と言ったところでしょうか。















小事、小言でございますが…。

私の娘が生まれて二年と半年の月日が過ぎました。
先輩方からすれば

まだ2歳半か。これからだな。

と喝を入れられること間違いございませんが
それでも今を生きる私としては
その短い期間でも色々とあるわけでございます。

今では自分の言いたいことを言いたいだけ
ぶつけてくる娘。
8割が「嫌だ」に尽きるのでございますが
それでも意思をしっかりと伝えてくる
その成長ぶりに
初めて子育てをさせていただく私には
感慨深いものがございます。

私、娘に対しなるべくではございますが
「人」として接しようと心掛けております。
私の考えでは
子供は経験を知らない「人」で
大人は経験を知っている「人」でございます。

そこを踏まえて親として接したいという想いがあり
そのため娘には私のことを
「パパ」や「お父さん」
と呼ばせることをやめていただいております。

恥ずかしながら。
ではありますが娘には
「ちゃん」と呼んでもらっているのでございます。
私としては「パパ」系以外ならなんでもよかった為
妻との呼び名決め会議の際
なんとなくそう決めたのでございます。


令和・子連れ狼誕生の瞬間でございます。


父のことを「ちゃん」と呼ぶ娘。
そんな娘が1歳になるくらいの頃でしょうか。
小児喘息のため妻と同伴で入院をしたことがございます。

入院先の病院では実習中の看護学生さんや
主治医の先生にたくさん可愛がっていただきました。

このご時世、面会等は一切叶わず、
1週間程娘に会えない日々が続き
いざ退院の時。
迎えに行き、病院のロビーで待つ私。

ロビーのエレベーターが開くとそこには
たくさんの看護学生さんと主治医に囲まれた娘が。

エレベーターと私の元までは多少の距離があり
私を見つけた娘は

「ちゃーーーん!!!」

感動の再会。でございます。
私もエレベーターまで駆け寄ろうとしたその時です。


看護学生A「ちゃんだ!」
看護学生B「あ、ちゃんだよ!」
看護学生C「ちゃんいたね!!」
主治医「ちゃん来てる!」


大きめの声でおじさんを指差し「ちゃん」と呼ぶ大人達。

公衆の面前で辱めを受ける「ちゃん」。

今までずっと、娘にしか呼ばれていなかった
恥ずかしめのあだ名を
まさか大勢の大人達から
指を差され呼ばれることがあろうとは。

「チ、チチ、チミ達のちゃんではない!!(怒号)」

なんて言えるはずもなく
目線を合わせず

「ど、どうもお世話になりました。」

とお礼を言い、会計を済ませ
遅れてやってきた妻と
そそくさと帰らせていただきました。





子育ての難しさを
体験させていただいた時の話でございます。






投稿者:まるはちふくれ菓子店