今年一年
どのような一年になりましたでしょうか。
素晴らしい時間は
苦しい時間あってのものでございます。
そう考えますと
どんな年であれ素晴らしい年だった
と思わざるを得ません。
そう何処かの偉人が言っていた気がします。
当店の菓子をお手に取っていただいたお客様
当店で菓子作りを頑張っていただいてますスタッフの方々
色々な所で販売していただくお取引先の方々
材料等を販売してくださる会社の方々
今年一年間お付き合いいただき
誠に誠にありがとうございます。
また来年も菓子作りができますよう
頑張ってまいりますので
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
来年も良い年になりますよう。
小事、小言でございますが・・・。
私事で大変恐縮ではございますが
私には妻と2人の娘がおります。
一昔前の家族とあれば
2人子供がいるというのは
珍しいことでもなんでもなく
どちらかというと
2人しか子供はおらんのか
という具合に少ないのかもしれません。
しかしながら昨今の少子化ブームの波に
私も遅れを取るわけにいかず
プラスマイナスゼロ
という人口的には痛くも痒くもない人数で
家族をさせていただいております。
4人家族
○おっさん
○妻
○4歳児(女児)
○1歳児(女児)
の構成でございます。
幾らか前にも
ここで綴らさせていただきましたが
私、寝る前の時間を好いております。
並べられた布団の上で
女子プロレスリング大会を開いたり
訳のわからない、私の捏造昔話しをしたり
(長女には、私は昔チュニジアの飲食店でナンプラーを馬鹿みたいに飲みすぎたせいで、国際指名手配を受けFBIに追われる身ということになっております)
さまざまなことが出来る
あの時間が楽しいのでございます。
ということで
私がヘトヘトでなければ
何かしらの遊びをしてから寝るのが
恒例でございます。
そしてたまに。ではございますが
ボーナスタイムというものもございます。
それはごく稀に
さぁもう寝るよ!と電気を消した時に
4歳の長女が家族一人一人に名前を呼びながら
「大好きだよ♡」
という瞬間がございます。
流石に
なるべく親バカにならないよう
気をつけている私も
この瞬間が来た時ばかりは
盛大なるガッツポーズ。
私の心の中に存在するサッカースタジアムで
満員のサポーターが一丸となって
私に声援を浴びせます。
嬉しさのあまり涙するサポーターも多数。
そしてつい最近、来たのでございます。
その瞬間が!
さぁ寝るよと
電気を消し暗くなる寝室。
おもむろに立ち上がる長女。
この時点でスタジアムはもう最高潮。
優勝のカップは目前でございます。
長女、まずは妻に
「ママ大好きだよ、チュッ」
な、何ーー!?
今日はほっぺにキスのサービスまで!?!!
大歓声の観客!
こりゃスタジアムが壊れるんとちゃうかぁあ!?
そして次に隣にいた次女に
「花(仮名)大好きだよ、チュッ」
どっひゃー!!
まさかの妹までもにキスなんて!
こりゃあ確定演出来たー!!
次は私がキスされる番だ!
しかし私はここで盛大なるミスを
犯していたことに気づいたのでございます。
なんとその晩に限って
私両腕を上げて
「iの字」で寝そっべていたのでございます。
私の両頬には、私の二の腕が立ちはだかり
このままでは長女は私のほっぺに
キスすることが出来ません。
しかし、またしかしでございます。
此処で私が焦って両腕を急に下ろして
その気配が家族にバレてしまったら
「ほっぺキス、カモーン♡」
と公に言っているようなもの。
それはいただけません。
ツンデレ街道ど真ん中を行く
私は基本スタイルとして
「今日だけほっぺにキスしてもいいんだからねッ!」
を守り通さねばならないのでございます。
長女が次女のほっぺにキスをしている間
私は出来るだけ気配を消し
ゆーっくりと両腕を下げ
マイ頬をオープンな状態へ。
さぁ来ました、私の番!
長女「ちゃん(私の呼ばれ名)、おやすみぃ。」
…キス無し。
…就寝。
えーっと…。
えー、そのぉ…。
「明日だったらキスしてもいいんだからねッ!」