今年の残暑は
「残」と表現するには
あまりにも暑くございます。
いかがお過ごしでしょうか。
最近の温暖化には
驚かされるばかりで
季節の話をしようものの
どこか季節外れに
感じてしまうような
気がしてなりません。
しかしやはり私としては
四季を感じたいところもございます。
此処だけでも四季を感じていただけますよう
これからも季節的なご挨拶ができればと
思う今日この頃でございます。
さて10月といえば
秋でございます。
味覚の秋というだけございまして
さまざまな食材に
恵まれる時期でございますが
秋といえば
お芋でございましょう。
昨今甘くてねっとりとした
濃厚系な芋が流行ってはおりますが
私はホクホクの甘さ控えめな
お芋を好んでおります。
聞くところにございますと
さつま芋のような芋は
中南米が原産のようで
回り回り
日本に伝来したんだそう。
琉球から薩摩へ来た芋は
今もなお鹿児島県民に
親しみのある食材で
他県のことは存じ上げませんが
鹿児島では
幼稚園や小学校で
芋掘り体験が行われております。
やはりここは
焼き芋で
私好みの
甘さ控えめのさつま芋に
罪悪感を捨て
バターをのせて頬張るのが一番かと
存じます。
今年の秋はどうぞ
バターたっぷりのさつま芋で
お楽しみいただければ幸いです。

小事、小言でございますが・・・。
私ごとで大変恐縮ではございますが
私無類の
実験好き
でございます。
実験というのも
でんじろう先生的な実験ではなく
チャレンジ&トライ。
仕事上で失敗をしてででも
何か新しいことに
挑戦することを個人的に
「実験」と呼んでおります。
広く世に言われております
「失敗は成功の始まり」
私もこの考えには
深く同意させていただいており
何かを成すには
行動とその分の失敗が必要で
僅かな成功を摘んで
また次の場所を目指すのでございます。
私はその成功を摘んだ時の
素晴らしさが好きで
結構な頻度で
実験を行わさせていただいております。
そしてそれは申し訳ないことに
スタッフの皆様も巻き込むことも度々。
ある種、諦めという言葉を知った
スタッフの皆様は
私からの提案があるたびに
付き合ってくださります。
「感謝」
その一言でございます。
ある日のことでございます。
その日も私は実験を行なっておりました。
店先で使う道具を作ろうと
木材を加工させていただいていたのでございます。
腐っても和菓子屋。
やっぱりなんだかんだ木の暖かみを求めており
お客様が目にしていただく棚だったりは
木製の物を使用したいのでございます。
そんなこんなで慣れない日曜大工で
木材を加工。
仕上げのコーティングとして
人工漆のようなものを
木材に塗ったときのことでございます。
未経験からくる無知というものでしょうか。
素手でそのコーティング剤を
ベッタベタに触りながら作業をし
いざ落とそうと
石鹸で手を洗ったのでございます。
するとどうでしょう。
そのコーティング剤は石鹸を
華麗に見てみぬふり。
私は
「あーはいはい、そういうタイプのヤツね。」
と焦ることなく
まるで映画「007」の主人公
ジェームズ・ボンドの如し。
心の中でマティーニでも飲みながら
食器用洗剤に手を伸ばしました。
私の経験としましては
食器用洗剤は全てという全てを
落とすのでございます。
そして
そのコーティング剤はそれを
華麗に見てみぬふり。
もしコーティング剤をボンドガールとするならば
ここらへんで和解したいところ。
それでもボンドは慌てることはございません。
ボンドガールは一癖も二癖もある美人と
いにしえよりのルールでございます。
私は
「あーはいはい、そういタイプのヤツね。」
とボンドカーの
内部にあるボタンを押して
エグめのミサイルを発射するかのように
給湯器のボタンを押して
少々熱めのお湯を出します。
そのコーティング剤はそれを
華麗に見てみぬふり。
私は
「あーはいはい、そういうタイ怖いよーーー!!死ぬーー!!助けてー!!やだよーー!!」
母親の顔を見た瞬間
緊張が切れて泣き出す子供のように
給湯器の前で心中ギャン泣きでございます。
もしジェームズボンドが
はじめてのおつかい
に出た日には
給湯器の前でギャン泣きでございます。
私は焦って
休憩室に行くとそこには
橋本さんと新田さん(両仮名)の姿が。
私は
「どどど、どうしましょう。手、手のベタベタが!」
とコーティング剤の経緯をお伝えすると
お二方は知ってましたかのように
「あーー。」
と一度頷きそれから
解決方法を次々にご提示されたのでございます。
橋本「シンナーみたいなのあったら一発ですよ。」
私「無いです。」
新田「お湯とかで洗ったらいいかも。」
私「しました。」
橋本「なんか塩とか。」
私(なんか?塩?)
新田「もう熱湯でいっちゃうとか。」
私(いっちゃう?)
橋本「もうハイターぶっかけたり。」
私(もうって何。)
気付けば私で人体実験を行う流れに。
いや違う。そうじゃない。
私が求めているチャレンジ・実験は
そういうことではございません。
私が無言になっても
構わず私の実験で盛り上がるお二方。
社内に潜伏する
マッドサイエンティストと
それと戦うジェームズの
お話でございます。