年初めのごあいさつ


新年あけましておめでとうございます。

新年の賑わった雰囲気は大人になっても
何処かソワソワとさせる。
と、感じるのは御一緒のことと存じます。

今年はより美味しい菓子を
作れるよう尽力して参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます。

















小事、小言でございますが・・・。
(巷で流行りのふくれ菓子)


私、ふくれ菓子なるものを
日々作らさせていただいておりますが
やはり原点を探れば、仕事でございまして
その日その日のご飯を食べる為に
菓子作りをしているのも事実でございます。

ではそのふくれ菓子。
どのようにしたらもっと売れるようになるのか。
ご飯を食べる為に考えないといけない訳でございます。
菓子が売れなくなったら
我が家の夜ご飯がとても貧相な物となるわけで。
腹を空かせた妻と娘の横で
自分一人すき焼きを食べるなんて
とてもではないですが耐えられません。

今まで

「とにかく美味しさにこだわる」

ことが売り上げに繋がると信じて作って参りました。
しかし昨今、経営アドバイザーやら経営の合理化やら
なんとなくカッコイイ言葉が行き交っております。


あぁ…なんかカッコイイことをして一旗上げたい……。


そこで私が目を付けましたのが「流行」でございます。
ご存知かと思われますが
流行色と呼ばれる色のトレンドは
「国際流行色委員会」という機関が決めているそうでございます。
つまりお洒落だなと思う物は裏で操作されているということになるわけで。

つまりのつまりは、ふくれ菓子もやりようによっては
流行というビッグウェーブに乗れるわけでございます。
お客様達にはバレないよう此処だけの話にはなりますが
私の今年の目標は

開口一番「巷で流行りのふくれ菓子」

にしようかなと考えております。

「巷で流行りのふくれがし(小声)。お久しぶりですー!元気にされてましたか!?」

のような具合でございます。
もちろん初めは上手くいきません。
どんなビッグウェーブも初めはさざ波でございます。
しかし10人に1人ぐらいの割合でしょうか。


10人に1人の人物(…え?巷で流行ってるの?)


はい、こうなればこっちのものでございます。
その人物は他所にて
最近、巷でふくれ菓子流行ってるらしいよ?
と言わざるを得ません。
それが回りに回れば・・・。



・・・5年後
BTSのメンバーらがSNSで
「ふくれ菓子、ダーイスキ!」

入手困難になったふくれ菓子を
買い求める人だかり。

ニューヨークの高層ビル最上階にて
ワイングラスを片手に夜景を見下ろす私。
私「…群集心理なんてチャラいものよ。(英語で言っちゃったりして)」







新年早々、大変申し訳ございませんでした。


今年も地道に汗水垂らして頑張らせていただきます。






投稿者:まるはちふくれ菓子店