2月のごあいさつ


寒さ身に染みる2月
いかがお過ごしでしょうか。

今年も始まってから
早くもひと月が経ちました。
諸先輩方がおっしゃる通り
年々月日過ぎるのが
早く感じる今日この頃でございます。

寒いこの季節
様々な食材が誘惑して参りますが
私が季節柄好んでおります食材が
大根でございます。
特にこの時期の大根は
みずみずしくも甘く
最高でございます。

私が特に気に入っておりますのが
その大根を4日ほどベランダで
日光に当て萎びかせ
5ミリほどにカットしていき
塩をまぶし
お漬物にして食すのを
とても好んでおります。
余計なものを一切入れず
大根の甘みをしっかり感じられる
そのお漬物は
絶品でございます。

どうぞ今年の冬は
コタツで大根のお漬物を
お召し上がりになってみては
いかがでしょうか。


















小事、小言でございますが、、、。
最近、私
スタッフの皆様に
いじりにいじられております。

この間もあるスタッフの方と
世間話をしていて
クリスマスのケーキの話になり

どこで買ってますか。

と質問をいただき
そのスタッフさんは
ご自身から質問したのにも関わらず
私が答える前に
「あ、ふくれ菓子か。ふくれ菓子ですよね。」
いや私はふくれ菓子を愛しております。
おそらく尋常では無いくらい
ふくれ菓子のことばかり考えております。

ただ。ただですよ?
クリスマスには苺の乗ったケーキがいいわけで
さらに申しますと
毎日毎日、血眼になって作るふくれ菓子を
その時ぐらいは忘れたいのでございます。
まさに高度なふくれ菓子イジりを
そのスタッフさんは
投入してきたのでございます。
そのようなイジりを
日々受けております私の頭皮は
もうストレスでほぼほぼ
芽の出ない地下アイドルの握手会
みたいな状態へ向かっております。

私はここは闘わなければなりません。
どうにかこの閉塞された地下から抜け出し
満員御礼の武道館公演へと昇格させなければ
私の頭皮はおそらく
頼みもしないのに
ステージ中央へとマイクを置き
「普通の女の子に戻ります…。」
などと言い
もう帰ってこないのでございます。

では。どうしたら
イジられないようになるのか。

私は気付いたのでございます。
しかも即座に。

イケメンはイジられない。
と。


そうイケメンという種類の人間は
そう安易と人からイジられないのでございます。
イケメンになればマイクを置かずに済む。
そう気付いたのでございます。

マイクなんて置かせねぇ。
お前はまだステージの上で輝き続けるんだよ。

ですが、

いやイケメンなんて生まれつきか
手術しないと無理だよ。

なんて意見が聞こえてきそうなところ。
いいえ。そんなことはございません。
元々イケメンとは何か。
「イケてるメンズ」の略称でございます。
イケてる≠顔かっこいい
なのでございます。
つまりイケメンは才能がなくとも
お顔面にメスを入れずとも
イケメンになれるはずなのでございます。

そうと決まれば行動あるのみでございます。


例えばお米を洗う際などは
洗い方の一手間でだいぶ変わってまいります。
通常なら手を鷲のように立てながら開き
優しく円を描くように洗っていた私。

ノンノン。これではフツメンでございます。

ひと手間
手を鷲のようにして
「お前は俺のもんだからな、、、。」
なんて言ってあげたら
俺様産イケメン米の完成ですし

例えば白米を炊くときなどは
炊飯器を押す時
以前なら炊飯ボタンを黙って押していた私。

ノンノン。これではイケメンではございません。

一言
「たーくよ♡」
と花より団子が好きな小栗的な言い方で
押してあげれば
優男産イケメン米の完成です。


なるべくたくさんのお米を炊いて
職場でイジられないよう
尽力してまいりたいと思う
今日この頃でございます。







イケメン米のお話でございます。









年初めのごあいさつ




あけましおめでとうございます。

今年も新年がやってまいりました。

去年が良くとも悪くとも
1月は全てを新しくしてくれそうな気がするのは
ご一緒の事と存じます。

一年無事で楽しく過ごせますよう
強く願っております。

何卒
まるはちふくれ菓子店を
よろしくお願い申し上げます。

















小事、小言でございますが・・・。

毎年この場をお借りして
新年の抱負について
述べさせていただいておりまして
今年も飽きもせず
抱負について語らせていただくことといたしました。

やはり新年という特別枠が
抱負を無視させてはくれないのでございます。
年1でネズミーランドに行ったとして
ミキーマースやアトラクションを全無視して

よし、今年はベンチで本でも読もう。

なんてことが起こらないのと同じで
新年には抱負を語らないといけないのでございます。


さて抱負や目標には具体性が必要。
だなんてことを耳にしたことがございます。
それはより現実的に、具体的にすることで
そこまでの道のりもはっきりするからでございます。
そうしたことも踏まえ
私が出した抱負がございます。
先に申し上げますと
今年の抱負は
そう、ズバリ

「夢マッチョの暴走機関車〜悲しき怪物の物語〜」

でございます。
待って行かないで!!
聞いてください!
訳わからないとか思わず
最後までお聞きください。
私を諦めないで!

しっかりと道のりを
考えに考えた結果の抱負なのでございます。
ご説明させていただきます。

まず始めに申し上げたいのが
私この人生一度も
筋トレが持続したことがないのでございます。
学生時代は運動系の部活に
所属させていただいておりました。
他の部員の方々が
せっせと外周走りや筋トレをしている最中
私はバレないようにそこを抜け出し
昼寝をしたり
川でメダカを観察してしまっていたせいか
皆の筋肉がついている頃には
何処でも寝れる耐性や
メダカスポットの発見を
会得していたのでございます。
しかし昨今は筋トレブーム。
私だって立派な胸筋を手に入れ
白シャツの第二ボタンを
弾けさせてみたいのでございます。

しか現実的、具体的にシュミレーションをした結果
もし隆々な筋肉を手に入れたことのない私が
もしマッチョになってしまったら…。
どうなってしまうのでしょうか…。

おそらく始めての筋肉に慣れない私は
その使い方もわからず色々な物を
破壊に破壊してしまうのではないか。
そう思うのでございます。
例えば今までの力の入れ具合で
鉛筆を持ったと致します。
しかしパワーはすでにマッチョ。
いとも簡単に鉛筆は弾け飛び
近くの壁へと破片が突き刺さります。

えぇ…マッチョですから。

そのような具合で
色々なものを壊していき
最初は私自身もその力に恐怖を感じるのですが
そのうちにその恐怖感が
特別な力を得たという
感覚に変わってくるのではないか。
そう思うのでございます。

次第にそれが自信へと変わるのですが
まさかそれが悪の道への扉を
叩いていることになっているとは
そのときまだ知る余地もございません。


筋肉隆々で自信のついた私は
今までオドオドとしていたことが嘘だったかように
街中を大腕を振り回し
闊歩していきます。

向こうから歩いてくる
ヤンキーの集団が
私にイチャモンをつけてきたりしても
私がデコピンでチョンと弾けば
ヤンキーたちは吹っ飛び
後方の壁にのめり込みます。

えぇ…マッチョですから。

今まで私を
散々見下してきた世の中に
マッチョという力を使い
仕返しをしていくのでございます。

いつも私をいじってくるスタッフさんたちは
恐怖のあまり私の言いなりでございます。

「あぁなんか喉渇いちゃったなぁっチョ。」

「あ、あ、はい水でございます!!」

「私が喉が渇いたといったらプロテインジュースだっチョ!!!」

「す、すみません、すみません。」



大切にしなければならない存在を
力を手にしたことで
簡単に壊していってしまう私。

次第に人は私から離れていきます。
当たり前のことでございます。
孤独となった私は
俗世を捨て
一人森へと籠ることでしょう。
精神を病んだ私を惨めに思ったのでしょうか。
それとも憐れんでいたのかもしれません。
森に住む動物たちが
少しずつと私に寄ってくるではありませんか。
小鳥や熊
子鹿にリス。
あ!あんなところにウサちゃんも!


そしてしばらくの時が経ち
すっかり森の動物たちと
仲が良くなった私ことマッチョ。
私が歌を唄えば
鳥たちが肩に乗って一緒にさえずり
川へ洗濯に行けば
みんな私について来るのでございます。

動物たちのおかげで
すっかり温かな心を取り戻したマッチョ。
しかしその心に反して
森での過酷な生活環境が
以前にも増して
マッチョをマッチョにしていたのでございます。
身長は優に3メートルを超え
上腕二頭筋はまるで大木のよう。

しかし森の動物たちは
そんなマッチョでも
以前のように優しく接してくれるのでございます。

そんなある日のこと
娘が一人森へと迷い込んで来られました。
なんとも美しいその娘は
村一番と評判の絶世の美女。
久しぶりに見た人間の姿に
酷く怖がるマッチョの私。

私「ま、ま、マチョ、、、。」

娘「大丈夫怖がらないで!木の実を採りに来て迷い込んだだけなの。アナタ、、腕に怪我をしているわ。」

そういうと優しく介抱をする娘。
私はそんな娘の優しさにより
徐々に警戒心を解いていくのでございます。
娘も森の居心地が良かったのか
マッチョと動物達といつの間にか
共同生活を送るようになったのでございます。

娘「こら!つまみ食いはダメ!まだ出来てないんだから!」

私「マチョチョチョチョチョ(笑)」

森の動物たちも
娘と私の共同生活を
はやし立てるかのように
ニコニコと笑います。



…しかし。
村では大変な事態になっていたのでございます。
村一番の美女が噂では森の怪物に
捉えられていると。
その噂を聞きつけた
村では力自慢の男が森へと向かうのでございます。
猟銃を手にして。

いつものように
川で晩御飯になる
川魚を腕力で素早く鷲掴みにし
あの娘の元へと
戻ります。
今日はとびきり大きな魚が穫れたなぁ
なんて思いながら。

いつものように
住処である小屋の前で
娘が火を起こしながら
私の帰りを待っているはず。

森の小道を歩くそのとき
背後から大きな音が鳴り響き
木々に止まっていた
鳥たちが一斉に飛び立ちます。

「マチョ?」

私は立ち止まり後ろを振り向くと
そこには見知らぬ男が
こちらに煙の出た銃口を向けて
立っているのでございます。
私はゆっくりと腹部に手をやると
大量の血が流れ出ているのです。
その瞬間膝から崩れるマッチョ。
さらに発砲を続ける男。




娘「今日はあの人が好きなふくれ菓子を作って喜ばせてあげようかな。」

娘は一人火に薪を焚べるのでした。



とシュミレーションした結果
その可能性は
なきにしもあらず。
チャット式AIにその可能性を
聞きましたところ
なんと驚異の30〜40%!

これはいけません。
私はおとなしく
今年の抱負として
筋トレを断念させていただきました。





何かにつけて
筋トレをしたくない男の話でございます。










年末年始の営業について



いつも当店をご愛顧いただき
誠にありがとうございます。

年末年始の営業について
お知らせさせていただきます。




●12月30日売り切り次第まで
(例年16時頃に完売致します)

●1月5日より




の営業とさせていただきます。



また当店よりの商品の発送に関しましては
12月30日着分
で締め切らさせていただきます。

また手作り菓子のため
大量製造が難しく
ご予約数によっては
早めに締め切らさせていただきます。
何卒ご理解くださいますよう
お願い申し上げます。







年の暮れのごあいさつ


今年も例年に漏れず
「もう」
年末でございます。

毎年毎年
この時期になりますと
もう年末と思っているのは
ご一緒の事と存じます。

今年一年
なんとか無事に
菓子を作る事ができたのは
皆さまのおかげでございます。

働いてくださる当店のスタッフの皆さま。

色々と動いてくださる取引先の方々。

そして当店の菓子をお選びくださるお客さま。

全てが繋がって
やっと菓子を作ることができております。

この時期になりますと
毎年同じような文句で
馬鹿の一つ覚えのように
感謝を書かさせていただいておりますが
それだけ大事なのでございます。

今年一年
誠に誠に、ありがとうございます。

どうかぜひ
来年もよろしくお願い申し上げます。
















小事、小言でございますが・・・。

動物虐待。
はい。そうでございます。
耳にしただけで
あまり良い思いのしないこの言葉。
生きとし生けるもの全てに命はございます。

人としての定めでしょうか。
一般的に
哺乳類霊長目ヒト科に
近ければ近しいほど
よりその虐待に
良い思いをしないのでございます。

私は小学生の頃
初めてジブリの「ナウシカ」を
拝見させていただき
中学校の恥ずかしい暗黒時代に
虫と共に生きると心に誓い
蚊とゴキさん以外には手を出さない
と生きておりました。
ナウシカの名言の一つ

「おいで。さぁ。怖くない。怖くない。」

が言いたくて言いたくて
自分の手に止まったハエに
「大丈夫、怖くない。」
と言った
中学生の時の記憶はここだけの話でございます。

ウンチみてぇな汚ねぇナウシカでございます。

兎にも角にも
動物は虐待してはならないのでございます。




少し前のことでしょうか。
私は仕事が終わり帰宅した時のこと。
いつも私には帰宅後ルーティンがございます。

帰宅し
すぐにお風呂に入り
奥さんが作ってくれたご飯を家族で食べ
寝るまで子供達とひたすら遊ぶ

これがいつの間にか出来た
私のルーティンでございます。

その一つにございます
子供とひたすら遊ぶ
は多種多様にございまして
一緒に子供向けの動画をみて
あーだこーだいう時もあれば
しんみり絵本を読んだり
積み木遊びをしたり。

体感ではございますが
その多くを最近占めておりますのが

「〇〇ごっこ」

でございます。
特に5歳になります長女に関しましては

「私はお姫様で、ちゃんは(訳あって子供に「ちゃん」と呼ばれております)執事ね。それで私が執事の前を通ったら、執事がなんて可愛いお姫様だ。て思うの。そしたらそれから*∮◇∈⭐︎〆√↑≦%…………」

私「…あーーーわかった…」

長すぎて細かすぎる設定に
途中から意識の飛ぶ私。



そして
その日も始まったのでございます。
「〇〇ごっこ」が。

いつものように
夕食を食べ終えゆっくりしておりますと
長女が話しかけてきます。

「ねぇねぇ、ちゃん。猫になってよ。」

そういうといつ手に入れたのか
コスプレイヤーが着けるような
猫耳付きのカチューシャを
渡してきたのでございます。
それもとびきりフワフワのヤツを。

私は何も言わずに黙ってその猫耳を受け取ると
決意の硬い表情で装着し
こう発します。

私「ニャ?ニャァニャニャニャ♡?」

免疫の無い方が
このおっさんを一目見たならば
次の日には40度近い高熱でうなされること
間違いないのでございます。

生まれた瞬間からそのおっさんと接してきた
哀れな娘はこう続けます。

「じゃあ、お散歩に行こうかネコちゃん。」

私こと
おっさんずキャットは
内心はいはいはい。と思いながらも

「ニャンニャンニャ!」

と返事をし娘の出方を様子します。
いつもの流れだと
どうせここから違う人形を持ってきたりして
結局人形遊びとなるはずでございます。

すると娘は部屋にあったロープ的なものを持ってきて
その先端をペタペタと大量のテープで
私の首元に貼り付けます。

「…ニャ、ニャン?」

娘はそのロープを持ち
室内を歩き始めたのでございます。
私の奥深くに潜む
下僕としての
本能でございましょうか。
気が付けば
身体が勝手に四つん這いで歩くことを
選んでおりました。

とびきりのフワフワな猫耳をつけたおっさんは
少女にリードをつけられた状態のまま
四つん這いで
室内をひたすら歩かされます。

「こら!早く歩きなさい!」
「ニャ、ニャニャニャ!」

娘はおもちゃのお皿にピンクや赤の
小さなブロックをいくつか乗せて

「ほら、餌だよ。食べなさい。」
「ニャニャー!」

私が地べたに置かれた皿に
食らい付いていると
娘は上から見下しながらこう言うのです。

「あなたは魚より肉を食べそうな見た目をしているから、肉を選んであげたわよ。」




感謝。

感謝の一言でございます。


四つん這いで
一心不乱で
肉に食らい付いている時
ふと思い出したのでございます。

幼い頃、母と手を繋ぎ行った公園で見た夕焼け。
父に認めてもらえた努力。
兄弟たちとの笑い合った楽しい時間。

そう私は人間なのでございます。

そして恐縮ながら至らずとも二児の父。
人にリードをつけて楽しむなんて
してはいけないこと。
保護者であり教育者でもある私は
悪いことは悪いと
教えなければならないのでございます。
私は娘に向かって
芯のある眼差しを向けこう伝えました。

「ニャァニャニャ!ニャンニ「コラ!しっかりご飯を食べなさい!!」

近くにあった棒で
おっさんずキャットに
叩くフリをする娘。


「ニャ…ニャニャニャ……。」

怯えながらおっさんずキャットは
恐る恐るエサを再び食べ始めたのでございます。

だって残したら
叩かれるから…。






娘たちが寝静まった後
妻が一言

「あれ、久々に笑ったわぁ。」





どうか我が家に
教育という概念を
運んできてはくれませんでしょうか。





ニャニャン、ニャンニャンニャな話でございます。







11月のごあいさつ




やっと秋がやって参りました。

もしかしたら
すぐに冬が訪れてしまうかもしれませんが
ぜひこの短い秋
お楽しみいただければ幸いです。

秋の花と言いましたら
色々とございますが
金木犀もその代表かと存じます。
あの甘い香りが鼻を通ると
秋だなぁ。
とより感じさせてくださいます。
またその香りはとても強く
聞くところによりますと
千里香とも呼ばれていたそうでございます。

また金木犀の名の由来は
花の部分を金に見立て
樹皮の部分が
動物の犀(サイ)の皮膚に似ている事から
金木犀と名付けられたんだとか。


ぜひ今年の秋は
玄関に金木犀を飾り
その香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

























小事、小言でございますが・・・。

私、最近憤慨しております。
何にそんなに怒っているのか。
それは「意味がある」ということにでございます。
最近は映画・漫画、さらには仕事や時間。
ありとあらゆるものに
「意味がある」
ということが求められております。
伏線回収に燃える作家。
タイムパフォーマンスを重視する
社会人や学生の方々。
本当にそれでいいのでしょうか。
私は既に怒りを通り越し
心配でならないのでございます。

ヤッターマンのドロンジョ様がなぜボンテージ姿なのか。
・・・意味はありません。
マジンガーZのロボはなぜ鉄のパンツを履いているのか。
・・・意味はありません。
そのまんま東はなぜそのまんまなのか。
・・・意味はありません。
飛んでイスタンブールはなぜイスタンブールに飛ぶのか。
・・・意味はありません。

そうでございます。
一昔前までは、多くのものが
「なんとなくかっこいい」
「なんとなく素敵」
で動いていたのでございます。
昨今の「意味ありますブーム」を回避すべく
ここはなんとしても立ち上がらなければいけません。
そうと決まれば
まずは発起人の私が背中を見せるべく
先陣を切るのが大切でございます。
当事者意識を持ち
小さな事からコツコツと。
は意味ありますブーム問題も
環境問題も同じでございます。
意味があることは有限でございますが
意味のないことは無限です。

では、意味のないこととは何か。
私は考えました。
深く深く考えさせていただきました。
すると私の頭の中の天才が呟きます。

「う〜ん、、実に面白い。」

頭の中の柴崎的なコウのような人物が
前のめりに質問をしてきます。

「え、何かわかったんですか!?」

「少し静かにしててくれないか。」

そうすると脳内で
近くにあった棒切れを使い
地面に計算式を解き始めます。
(私の頭の中には使えない棒切れが結構な量散らばっております)

デュデュデュデュデュデュデュデュデュデュデュデュ〜♪

どこからともなく重低音を聴かせた
テンポの良い音楽が
流れ始めるのでございます。

「、、、わかった。答えはギャルだ。」


そうギャルなのでございます。
私の中のガリレオが
そう答えを導き出しました。
時代は変われどギャルはいつになっても
「え〜なんかめっちゃ可愛くね?」
とおっしゃっているのでございます。
もし平安時代に
ギャルが居たとしてもこう言うことでしょう。

これいとあてなるやうに見え給ふ。

と。
そう、私が目指すべきは
ギャルだったのでございます!
まさに灯台下暗しとはこのこと。
意味のないことを求めに求め
探し回りなぜこんな簡単なことに気づけなかったのか。
こんなところに青い鳥がいるなんて。

おぉギャルよ。
おぉギャルよ。

さて。このおっさんがどのようにして
ギャルになることができるのでしょうか。
ギャルのことを一切知らない私は
ギャルになる方法を
想像しなければならないのでございます。
なぜならおっさんが
そこらへんを歩く道端のギャルに
「ねぇねぇ、おじさんもさ、仲間に入れてよ。ねぇねぇ。」
などと尋ねた際には
私の純粋なギャルへの尊敬の念をつゆ知らず
気づけば拘置所で
「違う!違うんだ!ギャルこそが今の時代を救うんだ!」
などと喚き散らしているからでございます。


なので私は想像することに致しました。
ここからはおそらく。
でございますが。
おそらくギャルを目指す者達が集うお寺が
何処か深くそして高い山の上にあるはずなのでございます。
古来からあるそのお寺の門は
重厚で禍々しい雰囲気。
握り拳でその門を力一杯叩けば
ゴゴゴゴゴ・・・
と音を立て一人でに門が開きます。
すると広い石田畳みの庭にはたくさんのギャル。
いやギャルになりたい者達が
修行をしているのでございます。
長いキラキラした爪を折らないように逆立ちをする者。
色とりどり大量のマスコット人形を腕に付け
正拳突きを繰り返す者。
皆一様に苦しい表情を浮かべながらも
必死に鍛錬に励んでおります。
私があっけに取られていると
お寺から伸びる大きく長い階段を
一人の老師がゆっくり、そして力強く降りて来られます。
体には数多のマスコット人形をたずさえ
ピンクや緑に金色。
いくつもの色で染められた髪。
老師はこう私に語りかけます。

「一緒に頑張ればいいんじゃね?⭐︎」

と。
その日から他の見習いギャルたちと
厳しい修行に励む私。
冬の冷たい滝に打たれ
合掌をしながら
アゲアゲー↑↑!!アゲアゲー↑↑!!
と叫ぶ修行中の時のこと。
合間の休息時間に修行ギャル皆で
寒さに震えながら
小さな握り飯を弱々しく口に運びます。
すると隣にいた初老の男性が声を掛けてきました。

「わ、私はね莫大な借金を背負ってしまってね。そのせいで妻にも子供達にも愛想をつかれてしまって此処にきたんだ。」

彼は食欲が出ないのか
手に持つ小さな握り飯を
虚な目で見つめながら続けます。

「こんな苦しい世の中で、生きていく価値ってあるのかな・・・。」

極限状態のその言葉に胸の詰まる私。

「・・・あ、、、。」

言葉を返そうとするも
今喋ってしまうと
堰を切ったように涙が溢れてしまいそうな私。

「・・あ、、、。」

もう涙が胸のすぐ上まで込み上げてくるのを感じます。
私はなんとかグッと堪え
握り飯を頬張り
小さく、しかし力強くこう答えます。

「アゲアゲ〜↑↑⭐︎。」





今日の握り飯はなんだか温かく感じました。





ギャルだって辛いよのお話でございます。














10月のごあいさつ



今年の残暑は
「残」と表現するには
あまりにも暑くございます。
いかがお過ごしでしょうか。

最近の温暖化には
驚かされるばかりで
季節の話をしようものの
どこか季節外れに
感じてしまうような
気がしてなりません。

しかしやはり私としては
四季を感じたいところもございます。
此処だけでも四季を感じていただけますよう
これからも季節的なご挨拶ができればと
思う今日この頃でございます。


さて10月といえば
秋でございます。
味覚の秋というだけございまして
さまざまな食材に
恵まれる時期でございますが
秋といえば
お芋でございましょう。
昨今甘くてねっとりとした
濃厚系な芋が流行ってはおりますが
私はホクホクの甘さ控えめな
お芋を好んでおります。

聞くところにございますと
さつま芋のような芋は
中南米が原産のようで
回り回り
日本に伝来したんだそう。

琉球から薩摩へ来た芋は
今もなお鹿児島県民に
親しみのある食材で
他県のことは存じ上げませんが
鹿児島では
幼稚園や小学校で
芋掘り体験が行われております。

やはりここは
焼き芋で
私好みの
甘さ控えめのさつま芋に
罪悪感を捨て
バターをのせて頬張るのが一番かと
存じます。

今年の秋はどうぞ
バターたっぷりのさつま芋で
お楽しみいただければ幸いです。

























小事、小言でございますが・・・。

私ごとで大変恐縮ではございますが
私無類の
実験好き
でございます。
実験というのも
でんじろう先生的な実験ではなく
チャレンジ&トライ。
仕事上で失敗をしてででも
何か新しいことに
挑戦することを個人的に
「実験」と呼んでおります。

広く世に言われております
「失敗は成功の始まり」
私もこの考えには
深く同意させていただいており
何かを成すには
行動とその分の失敗が必要で
僅かな成功を摘んで
また次の場所を目指すのでございます。

私はその成功を摘んだ時の
素晴らしさが好きで
結構な頻度で
実験を行わさせていただいております。
そしてそれは申し訳ないことに
スタッフの皆様も巻き込むことも度々。
ある種、諦めという言葉を知った
スタッフの皆様は
私からの提案があるたびに
付き合ってくださります。

「感謝」

その一言でございます。





ある日のことでございます。
その日も私は実験を行なっておりました。
店先で使う道具を作ろうと
木材を加工させていただいていたのでございます。
腐っても和菓子屋。
やっぱりなんだかんだ木の暖かみを求めており
お客様が目にしていただく棚だったりは
木製の物を使用したいのでございます。

そんなこんなで慣れない日曜大工で
木材を加工。
仕上げのコーティングとして
人工漆のようなものを
木材に塗ったときのことでございます。

未経験からくる無知というものでしょうか。
素手でそのコーティング剤を
ベッタベタに触りながら作業をし
いざ落とそうと
石鹸で手を洗ったのでございます。
するとどうでしょう。
そのコーティング剤は石鹸を
華麗に見てみぬふり。
私は
「あーはいはい、そういうタイプのヤツね。」
と焦ることなく
まるで映画「007」の主人公
ジェームズ・ボンドの如し。
心の中でマティーニでも飲みながら
食器用洗剤に手を伸ばしました。
私の経験としましては
食器用洗剤は全てという全てを
落とすのでございます。
そして

そのコーティング剤はそれを
華麗に見てみぬふり。

もしコーティング剤をボンドガールとするならば
ここらへんで和解したいところ。
それでもボンドは慌てることはございません。
ボンドガールは一癖も二癖もある美人と
いにしえよりのルールでございます。
私は
「あーはいはい、そういタイプのヤツね。」
とボンドカーの
内部にあるボタンを押して
エグめのミサイルを発射するかのように
給湯器のボタンを押して
少々熱めのお湯を出します。

そのコーティング剤はそれを
華麗に見てみぬふり。

私は
「あーはいはい、そういうタイ怖いよーーー!!死ぬーー!!助けてー!!やだよーー!!」

母親の顔を見た瞬間
緊張が切れて泣き出す子供のように
給湯器の前で心中ギャン泣きでございます。
もしジェームズボンドが
はじめてのおつかい
に出た日には
給湯器の前でギャン泣きでございます。

私は焦って
休憩室に行くとそこには
橋本さんと新田さん(両仮名)の姿が。
私は
「どどど、どうしましょう。手、手のベタベタが!」
とコーティング剤の経緯をお伝えすると
お二方は知ってましたかのように
「あーー。」
と一度頷きそれから
解決方法を次々にご提示されたのでございます。

橋本「シンナーみたいなのあったら一発ですよ。」
私「無いです。」
新田「お湯とかで洗ったらいいかも。」
私「しました。」
橋本「なんか塩とか。」
私(なんか?塩?)
新田「もう熱湯でいっちゃうとか。」
私(いっちゃう?)
橋本「もうハイターぶっかけたり。」
私(もうって何。)


気付けば私で人体実験を行う流れに。
いや違う。そうじゃない。
私が求めているチャレンジ・実験は
そういうことではございません。

私が無言になっても
構わず私の実験で盛り上がるお二方。





社内に潜伏する
マッドサイエンティストと
それと戦うジェームズの
お話でございます。






9月のごあいさつ


今年の残暑はいかがお過ごしでしょうか。
残暑と申しましても
ひと昔前と違い
夏が長くなっております。
体調管理には十分にお気をつけ
どうぞご自愛くださいませ。

さて9月も迎えますと
そろそろキンモクセイが
花を咲かせる頃でございます。
私ごとではございますが
キンモクセイの香りを随分と気に入っており
次に自宅の芳香剤を選ぶ際は
キンモクセイがいいなと思っております。

キンモクセイでございますが
聞くところに寄りますと
原産地は中国南部。
江戸時代に観賞用として
日本に持ち込まれたんだとか。
中国ではキンモクセイを
「桂花」
と呼び
花をお茶や白ワインに漬けて
楽しまれているそうで
お茶に関しては日本でも見かけることが
多々とございます。

キンモクセイの花言葉は
隠世(かくりよ)

隠世とはあの世や死後を表す言葉。

キンモクセイを楽しむのも
ほどほどにしたほうが
良さそうでございます。



















小事、小言でございますが・・・。
突然ではございますが
御利益とはなんでございましょうか。
調べてさせていただきますと
こうございます。

【御利益】
神仏が人間に与えるお恵み

そして御利益は
生きている間に世のため、人のために尽くすと
生きている間、もしくは死後の世界で
特典のような形で
ついて回るとお聞きしております。
私は以前恐ろしい
もしかしたら国家ぐるみの悪だくみを
耳にしてしまいました。
このごあいさつが
今回で最後になるかもしれません。
もし今後このあいさつが途絶えたなら
どうかこの巨悪な何かの正体を
代わりに暴いていただけないでしょうか。


以前ニュースを見ていた時のことでございます。
ニュースはある催し物を報道されておりました。
それは
「ほおづき市」
でございます。
ほおづき市とは東京浅草にて
毎年7月に行われる縁日でございまして
この日に参拝をすると
46000日分の功徳・御利益がある
と言われております。

えー・・・。
はい。
はい一発アウトでございます。
だめです。
これはダメです。

46000日÷365日(1年)126年分。
一回の参拝で126年分でございます。

現代に例えるなら
楽天で1万円お買い物した全員に
300万円分のポイントプレゼント!
このポイント還元率だと
楽天カードマンも震えながら
「実家に帰らせていただきます。」
と辞表を提出。
さすがに多くの方が
これは詐欺だと断定。

10年毎年通おうもんなら
1260年。
何回輪廻転生を
繰り返せばよろしいのでしょうか。
そしてそれを堂々と
公共の電波で放送。

日本広告審査機構JAROは言います。
嘘つき「ウソぴょん」
大げさな「コダイ」
紛らわしい「まぎらワシ」
これらはいけないと。

ほおづき市に関しては
堂々とコダイが腕を組みながら仁王立ちし
ウソぴょんも後ろから
ニタニタと笑みをこぼしながら顔を出しております。
おそらく黒幕はウソぴょんです。
そのJAROをも難なく突破したほおづき市の裏には
何か陰謀のようなものを
感じて仕方ございません。
ちなみになぜ46000日か
正確な詳細はわからないらしく
一説には
「四六時中」に掛けているんだとか。



信じるものは救われる
そういうお話でございました。








8月のごあいさつ


暑すぎる夏。
もういいよ、もう勘弁してくれ。
と感じているのは
御一緒のことと存じます。
この暑すぎる夏
いかがお過ごしでしょうか。

この暑さを凌ごうと
世の中様々なことが行われておりますが
一丁ここは
川などに行かれてはいかがでしょう。
上流ともなると
川の水は冷たく
腰より上まで入ろうもんなら
少し寒さを感じるほどでございます。

なぜ上流の川が冷たいのか。
聞くところに寄りますと
上流の川は地下水の湧水が多く
地下より出てきたその水は
地表の温度を受けにくんだとか。

昔、日本では
打ち上げ花火を見る際
川などの水面に写った花火を
鑑賞していたと聞いております。
叶うのならば涼しい上流の川に写った
打ち上げ花火を
鑑賞してみたいものでございます。


古池や蛙飛び込む水の音


昔の方々は風情にも涼しさを作っていたのでしょう。

その余裕さを見習いたい
今日この頃でございます。



















小事、小言でございますが・・・。
ごあいさつでも申しましたが
いや、暑過ぎやしませんでしょうか。
暑過ぎて苛立ちのあまり
私調べさせていただきました。
そう、過去の夏の最高気温を。
その数値を見て
昔の人達は涼しくていいよねッ!
と文句を言いたい気分でございました。

1950年8月 30.4度
1920年7月 30.6度
なんなら江戸時代山形県31.8度記録

全力の土下座でございます。
昔の方々大変申し訳ございません。
そりゃ多少今の方が暑くはございますが
クーラーほぼ無しに加え
水を飲んでは根性無しの部活動。
いや、これはある意味昔の方が暑いのではないでしょうか。
温暖化という言葉に甘え
現代化学の恩恵に浸った私が
もし江戸時代にタイムスリップしたら

「古池やオマエ飛び込め甘ちゃんが。」

と後世にまで残る
名俳句を過去の時間軸で
変えてしまうところでございました。
ドラえもんで言うところの
タイムパトロールにより
一発免停でございます。

だけども。でございます。
やはり暑いは暑いのでございます。
ここは一発ビジネスチャンスタイム。
ここで人々が驚くような
画期的な涼を感じるアイテムを
作ることが出来たのならば
私はガッポガッポの大金持ち。
大金持ちアピールとして
外を歩く際は
全身白いローブのような服を身に纏い
常にラクダをペットとして連れ歩き
携帯の待ち受けはデカデカと書かれた
「石油王」
石油王ほど金持ちそうな存在はおりません。
成金になった以上
お金持ちアピールが必要でございます。
自宅はやはり持ち家マイハウス。
屋根の形は誰しもが見たことのある
なんかチュピンって尖った王宮みたいなやつです。
(お伝わりになれば幸いでございます)
家に帰ると
そこにはデカデカと鎮座する背もたれの高い椅子。
私がそこに座ると
どこからともなく現れた美女二人組が
大きな葉っぱで出来たウチワで
私に風を送ります。
宮殿風ハウスにはクーラーはありません。
あちぃ家です。
汗だくになりながら
美女が送る風で我慢。
なんせ石油王ですから。
午後5時ともなりますと
美女たちは退勤時間となり帰宅。
それから私は近くのアパートに戻り
クーラーのスイッチをオン。
次の日の朝5時には起きて
白いローブ服を着てラクダへの餌やりをして
ふんぞり返った表情をし
椅子に座りながら美女たちの出勤を待ちます。


石油系成金もつらいよ

の話。でございます。









7月のごあいさつ



今年も早いもので
半分ほどの月日が
過ぎたところでしょうか。

今年も何事もなければ
夏がそろそろ
やってくることかと存じます。


夏を感じる
というとたくさんの事柄がございますが
「スイカ」
はまさにその代表格と言っても
差し支えないのではないでしょうか。
ぱつぱつに弾けた球体に
緑と黒模様。
そして割ると中には
待ってましたと言わんばかりに
甘い汁を蓄えた
赤い実が現れ
あの赤を見させていただく度に
夏を感じるのは
ご一緒のことと存じます。

聞くところに寄りますと
西瓜と書きますのは
中国の西の方から
運ばれてきたウリであるため
西瓜と書くんだとか。

スイカの歴史は古く
古代エジプトで栽培されていて
シルクロードを渡り
中国に持ち込まれたんだそう。

日本の夏。
のような感じがします
スイカでございますが
もしかしたらクレオパトラも
食べていたのでしょうか。


今年の夏はぜひ
ピラミッドを想いながら
スイカを頬張りくださいませ。






















小事、小言でございますが・・・。

突然ではございますが
日頃、どうお過ごしでしょうか。

大抵の方ならば、基本的に
忙しい毎日を送られているかと存じます。
お勤めをされる会社員の方
子育て中のお母様方
部活に勤しむ学生の方
様々な方がいらっしゃって
様々な方の忙しさがございます。

そして私もその中の一員でございまして
ふくれ菓子屋
と一言で申しましても
菓子を作っているだけでは務まらず
様々な業務が必要なわけでございます。

そして私自身タチが悪いことに
今こなさなければならない
山積みの仕事に加え
すぐに新しいチャレンジをしようと考え出します。
菓子作りでいっぱいいっぱいの時でも
そのチャレンジを
忙しいだとかの言い訳で
諦めようとしたらば
諦めたらそこで試合終了ですよ・・・?
とどこかので聞いた
監督の名台詞のような
思考になり
結局自身に鞭を打ち始めます。

忙しいのは誰だって同じでございます。

しかし、首が回らないほど
自身で自身に仕事を課す私。
これはどうにか対処しなければなりません。

私は考えました。
一生懸命考えました。
そしてある解決策を閃いたのでございます。

正直ここまでお話しすれば
お気付きでしょう。
読む前に答えわかってますよ
と聞こえております。

その通りでございます。
私が

「美少女おっさん戦士♡ふくちゃん」

になるしかないのでございます。
そうなれば全て解決。
どんな強大な仕事でも
万事OKなのでございます。




朝寝坊をし
カリッカリに焼いたトーストを
出勤の道、くわえながら走る私(おっさん)
途中の曲がり角で同じクラスのケンタ(小学4年生)と遭遇。
どうやら同じくケンタも遅刻したみたい。

ケンタ「なんだよ、お前また遅刻かよ!たまには早く起きろよなッ!」

私(おっさん)「うっさいわね!それはコッチのセリフよッ!このバカ!」

ケンタ「あ、言ったな!じゃあ学校に遅く着いた方がバカってことで競争な!」

私(おっさん)「なんでアンタが勝手に決めるのよ〜!!待ちなさ〜い!」

学校(職場)に喧嘩しながら走る二人。
ちなみにケンタは好きな女子(おっさん)に
意地悪してしまうタイプの男子。
私(おっさん)はケンタの気持ちなんてつゆ知らず。
二人はいつも喧嘩する仲なのでございます。

二人同時、始業のチャイムギリギリに滑り混むと
もう席に着いたクラスメートから笑いの渦。
二人とも仲が良いなと
はやし立てられ
顔を真っ赤にするケンタと私(おっさん)。

そんなみんなにも知られていない一つの秘密。
それは私(おっさん)は
「美少女おっさん戦士♡ふくちゃん」
だっていうこと。
いつも持ち歩く小さなふくれ菓子を
ポンっと叩けば
私(おっさん)は眩い光に包まれ
ピンクのフリフリがいっぱい付いた
服装に早変わり。
魔法のステッキ
マルハーチャッキで
世界の平和を守る!!

そしてその状態から
山積みの未読メールや提出書類
はたまたスタッフからの要望点などを
休日出勤や残業などを駆使し
気合と根性ですぐさま一掃!







カタカタカタカタ・・・。
私(おっさん)しかいない静かな職場で響く
パソコンのタイピング音。

「も〜〜!!何してるんだぷぅ!早く帰って寝るぷぅよ?」

初めてマルハーチャッキを拾ったとき
一緒に現れた手乗りクマ妖精のぷぅが
ふわふわと私(おっさん)の右肩に座りながら
いつものように文句を垂らします。

私(おっさん)「う、うるさいわねッ・・か、帰るっていっても、クッ・・・どうしよう・・この敵強すぎる!」

強大な敵を前に
苦しい闘いを強いられる私(おっさん)。

私(おっさん)「あ、アンタもちょっとは手伝いなさいよッ、クッ・・・」

ぷぅ「それは無理だぷぅ。そう契約で定められているぷぅからね。儚い存在だぷぅ。」

私(おっさん)「何がッ、、儚い、、存在よッ!!もう、、だめ、、きゃーーー!!!」



     ・
     ・
     ・
     ・



「お・・か!?・・・きろ!!」

「おい・・か!?・・・きろ!」

「おい、大丈夫か!?起きろ!!!!」

いつの間にか
強大な敵に圧倒され気を失っていた私(おっさん)。
目を覚ますとそこにはなんとケンタの姿が。

私(おっさん)「わ、私、、。!!!い、いけない!」

そう、美少女おっさん戦士だということは
誰にも知られてはならないのでございます。

ケンタ「お、おまえ、、、。」

私(おっさん)「え、、っと、、、。」






次回!
『仕事は常に結果で語れ⭐︎♪」



のような具合で
どうにか仕事が終わればなぁ
と、妄想に励まさせていただいております。

大変な駄文
深く、深くお詫び申し上げます。
大変申し訳ございません。











6月のごあいさつ



じめじめムシムシとした
梅雨の時期がやって参りました。
いかがお過ごしでしょうか。

梅雨時期の花と言えば
アジサイが代表格として
名を馳せてはおりますが
ハスもまたこの時期に花を咲かす
植物でございます。

ハスにおきましては仏教の関連で
日本人には馴染みのある花かもしれません。

聞くところに寄りますと
泥の中より咲く蓮は

たくさんの苦しいことが起こる
こんな世の中でも
力強く返り咲けるように

との意味合いもあり
仏様は蓮を
選ばれたそうでございます。

人生大変なことばかりでございますが
どうぞ蓮のように
ご活躍いただけるよう
お祈り申し上げます。















小事、小言でございますが・・・。

私ども、毎日せっせとふくれ菓子なるものを
作らさせていただいております。
昔ながらのその作り方は
時代は変われど
守らなければならないものでございまして
今日もまた懲りもせずに
同じように作らなければならないのでございます。

しかし。でございます。
昨今、時代の変化と共に
「体験」というサービスを売りに
世の中は盛り上がっております。
コンセプトカフェのような
ただただ飲み物と場所を提供するのではなく
何かしらの体験と共に
お客様に満足していただこう
という趣旨のものでございます。

私個人の意見ではございますが
その際たるサービスがかの有名な
「ネズミーランド」でございます。
人々は入場や1アトラクションに
長い行列を作ってまで
そのサービスを楽しまれようとする背景には
「ネズミー」のブランド力もさることながら
単純にそれだけ楽しいのでございます。
圧巻。
その一言に尽きるのでございます。

そして当店としてもやはりこの
ビッグウェーブ
乗らない手はございません。
そして億万長者を夢見る私としては
他のお店ましてやネズミーランドをも
超える先の一手、
いや十手をも投じなければなりません。

昨今の「体験型」に特徴付けられるのが
「楽しい」や「驚き」でございます。
その時間を過ごした後に
気持ちの良い時間を過ごしたと
満足してお客様は帰られるのでございます。

と、いうことは。でございます。
先の一手、十手を投じる為には
逆の発想が必要となるわけでございます。

そして逆説的に言えば虚しさを売りにする

体験型ふくれ菓子専門店
「場末スナック・やすえ」

で確定でございます。

あー私には見えます。
万札の束で仰ぎながら葉巻を吹かす
私の未来が。




まず入店されますと
薄暗く掃除も行き届いていない店内。
赤紫色のベルベットソファに
曲の更新されないカラオケ。
奥の方には酔い潰れた
中年男性の常連客のケンさん。
「ケンさん」という名前は
決して本名ではなく
咳払いをするときの音が
ケンケン。と聞こえるので
ケンさんと呼ばれています。
本名は誰も知りません。
(ケンさんはいつもツケ払いで飲みます)

カウンターの奥にいるのはママ。
派手目の化粧と夜の服を纏い
酒焼けでシワがれた声は
実年齢よりも老けて見えるのでございます。
…60歳。いや、70歳。
いいえ、年齢を考察するのは
野暮というものです。

そんなママは奥の方から
お客様に疲れた冷たい視線をおくると
無愛想に

「どうぞ。」

と。
何をどうぞなのかわからないお客様は
とりあえず座り心地の悪いカウンターに
腰を掛けるのでございます。
ママは何もお伺いもせず
カウンターの奥にある
ライムグリーン色の
丸い小さな椅子に座り
ほっそいタバコに火を着け
狭い店内で永遠を見ながら物思いにふけ始めます。

そこでお客様は
ようやく気づかれるのでございます。
ふくれ菓子なんか全く無いことに。

BGMのように
ケンさんの独り言、
人生への後悔がただただ
奥の方から聞こえるだけ。


お客様は
何か大事なものを失ったかのような
切ない気持ちになり店を退店されます。


あんな店、行かなきゃよかった…。


そして数ヶ月と経った頃でしょうか。
「顧客満足度が大事」
と世に溢れ返った建前のサービス達に
疲れ切ったお客様は
少しの罪悪感を抱えながらも
「場末スナック・やすえ」
の扉をまた開けてしまうのでございます。







「ママ、今日も忙しそうだね。」

葉巻を吹かしながら
そう話し掛ける私は
下品そのもの。

「あんたほど悪いやつを、あたしゃ見たことないね。」

「ははは、ママには負けるさ。」


無愛想な表情のまま
カウンターの奥へと消えるママの背中は
いつも寂しそうなのでございます。





Welcome to やすえ。









5月のごあいさつ



今年も無事5月を迎える事ができました。
いかがお過ごしでしょうか。

5月も子供の日や憲法記念日など
様々な日がございますが
八十八夜もその一つと存じます。
聞くところに寄りますと
八十八夜とは
立春から数えて88日に当たるらしく
この時期は春から夏にかけての
霜も心配も減り
農作業に本腰を入れる日の
目安にもなったんだとか。


夏も近づく八十八夜。
お茶農家さんが
丹精込めて育てた茶の葉を淹れて
夜中にゆるりとした時間を
過ごされてはいかがでしょうか。




















【大変申し訳ございません。今回アクセルホッパーとやらが文中に登場致します。もしご存知なければYOUTUBEにて「アクセルホッパー バカテンポ」とご検索いただければ幸いです。お手数をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。よろしくお願い申し上げます。】

小事、小言でございますが・・・。

そう、私は夢を見ておりました。
よくある
理想の家族というものでございます。


一戸建てのマイホーム。
庭には綺麗に整えられた芝生が覆い
休みの日には太陽のもとで
お洒落な成人男性が
読むファッション雑誌を片手に
妻が淹れてくれたコーヒーを嗜む。
日曜日、午前の日差しは心地よく
まるでゆりかごのよう。
ついつい、うたた寝をする私。
「…パパ!…パパ!!」
子供達に起こされは致しますが
とても心地よい気分。
キッチンの方から妻の声。
「あなた、お昼ご飯のパエリア(なんか雰囲気お洒落なご飯だったらなんでも可)出来たわよ」
さぁ子供達、お昼ご飯の時間だよ
私と子供達とで笑いながら妻の待つ食卓へと向かう。
さぁ子供たち、ご飯を食べたら公園にでも出かけようか・・・。




そんな夢を。



いつの日でございましょうか。
仕事が終わり自宅(ガッツリ賃貸)
へと帰った時のことでございます。
リビングのドアを開けると妻の声が聞こえてきます。

「ポンポンスポポン・ポン・スポン・スポン」

!?!!?

「ポンポンスポポン・バカテンポ」

グシャッ、グシャグシャッ…
本能レベルで何かを悟り
私の夢の潰れる音が脳内に響きます。

死角になって見えていない家族を
こっそり覗き見する私。
そこには
踊りながらアクセルホッパーとなっている妻
そしてそれを真似して踊り狂う二人の娘。



違うこんなんじゃない。
ポンポン
私が夢見たのは
スポポン・ポンスポンスポン
もっと穏やかに優しく
ポンポンポンスポポン
暮らすはずだった。
バカテンポ!







4月の桜と共に
夢をも散った話でございます。







4月のごあいさつ



4月も桜の季節がやってまいりました。
温度変化の激しい季節でございます。
お体ご自愛されていますか。

4月、様々な野菜が旬を迎えると存じますが
春キャベツもその一つでございます。
春キャベツ特有の甘みと軽やかな食感は
いろいろな料理に適しておりますが
私個人といたしましては
やはり春キャベツのスパゲッティ
でございます。

みじん切りにしたニンニクと
少量の鷹の爪を
オリーブオイルでじっくり炒め
そこにアンチョビを気持ち多めに入れ
火が通ったところに
ザク切りにした春キャベツを豪快に入れ
春キャベツの食感が少し残るように
硬めのパスタと茹で汁を入れ
少し熱を通したら完成。
お好みで柑橘系果物の皮を
すりおろして上から少し掛けても
良いかもしれません。

キンキンに冷えた白ワインと共に
どうぞお召し上がりくださいませ。




















小事、小言でございますが・・・。

突然ではございますが、私この頃

「※諸説あります」

に無限の可能性を感じて
止まないのでございます。

どういうことか説明いたしますと
様々なことには常に始まりや由来がございます。

やれ江戸時代にどなた様が作っただの
やれ何何が語源になっているだの

大抵の事に複数の由来が存在し
テレビの注釈やインターネットの文面に
「※諸説あります」
と載せてそれを情報として
知らせているのでございます。
なぜ諸説あるのか。
それはもちろんご存じの通り
昔のことすぎて発信元が
定かではないからでございます。

様々な諸説ありますの中でも
「有力とされているのが〜」
みたいなものもございますが
それも50年後、100年後には
変わっている可能性が高いはずなのです。

と、いうことは今から私の考えや訳わからない発言も
100年経てば様々
「※諸説あります」
に食い込めるのではないか。
そういった意味で私は
その言葉に無限の可能性を
感じているのでございます。






ある日のことでございます。
私は菓子を作り終え
一息つく為に
休憩室へと向かわせていただきました。

そこにいらしゃったのは
スタッフの橋本さん(仮名)。
橋本さんもちょうど休憩を取っており
少しだけではございますが
他愛もない世間話が始まりました。

橋本さんはこうおっしゃいます。

「この間、実家の母に安納芋をあげたらすごく喜んで。美味しすぎて自分でも種芋から作り出したらしいんですよ。」

橋本さんのご実家は
鹿児島からは離れた高知県の方。
鹿児島、種子島の安納芋を初めて召し上がられて、
えらくお気に召したらしく
御母様ご自身が畑で栽培されているのだそうです。

私は少し不穏な空気を感じながらも
「すごいですね!」と
その世間話に相槌を打ち
特に変わったこともなく話が終わったのでございます。




それから1ヶ月も経たない頃でしょうか。
また橋本さんの休憩に遭遇した時。
橋本さんはまたご実家の御母様について話されました。

「この間話した安納芋、干し芋にしてご近所さんに配ってるみたいで。母も周りの人たちもとても気に入ってるみたいなんですよ。」



(あ、、これはだめだ。)


いえ、もしかしたら。でございます。
娘からもらった鹿児島原産の安納芋を
美味しいからと
1ヶ月も経たない間に
畑で作ってしまい
更には干し芋まで作ってしまうとなると
お次は
「評判よかったから工場建ててそこで作ってるよー」
とか言い出すのではないでしょうか。
もう10年も経てば
「高知県が産んだ奇跡のお芋!安納芋!!」
とかなっているかもしれません。



もしかしたらアイフォンとか渡せば
「これ便利ねー!!」
など言い、高知県産アイフォンなどのような物を
作ってしまいそうな勢いに
私は少し怖さを
感じざるを得ませんでした。





「※諸説あります」
の可能性と恐怖についてのお話です。